スカーレット

スカーレット4話「人の心を動かすのは人の心」感想

スカーレット4話は、喜美子が陶芸家のおじさんと話をする宗一郎を陰からのぞいているところから始まります。

宗一郎はおじさんからここの土の良さが分かるかと問われて、この辺りも昔は琵琶湖だったせいか、土には独特の柔らかさがあり、あったかい気がするとほほえみながら土の感想を口にしました。

 

おじさんはその表現が気に入ったらしく上機嫌になります。宗一郎が作品を見てみたいとつぶやくと、喜美子は突然会話に入り、おじさんの作品を宗一郎に見せてくれるようお願いしました。

吉永さんが自分の作品であるお椀を持ってくると、喜美子はダメ出しを始めてしまいました。最後には「こんなんただのゴミやん。最悪や」とひどい一言が口から出てしまいました。

 

夜、喜美子が宗一郎にお白湯をもっていくと、宗一郎は今日の喜美子は「ひどかった」と静かに怒っていました。

昔、満州で出会った陶磁器の作品に心が動かされたという話を喜美子はいい器を見ればその時と同じように「心に栄養が行き渡る」と考えて、吉永さんに作品を見せてくれとせがみました。

 

宗一郎はいい器自体に心が動かされるのではなく、作る人の心が器を通して見た人の心を動かすんだと説明しました。

そして、子供だったとしてもあのような態度は、一生懸命作った人に失礼だときっぱり言われ、喜美子は黙り込んでしまいました。

 

翌日になっても気分は沈んだままの喜美子でしたが、紙芝居でお菓子が配られることを知り直子を連れて紙芝居の見世物の場所まで訪れました。

しかし、お菓子はお金を払わないともらえないと言われ、直子の分だけでもと喜美子は食い下がります。後ろに並んでいた黒岩たちに聞かれ、またからかわれてしまい、喜美子は紙芝居を見たいという直子を無理やり連れて帰っていきました。

 

家に帰っても駄々をこね続ける直子を無視して洗濯をし、喜美子は吉永さんのところに一人で行き、昨日の失礼な態度について謝りました。

喜美子は黒岩たちにひどい言葉でからかわれて、吉永さんに対しての失礼を自覚したのかもしれません。

 

吉永さんは気にしていないと優しくいい自分はそろそろ田舎に引っ込むけれど、その前にいい作品を作ってみたかったと寂しそうに話していました。

吉永さんは一生懸命謝る喜美子に自分も下手な作品を見せて申し訳ないと笑いながら頭を下げて二人とも謝りあっていました。その時、喜美子は目に留まった紙を吉永さんから譲ってもらいます。

 

喜美子は家を提供してくれた大野さんから絵の具をもらって、自宅で鉛筆を削り始めます。

 

夜、酔っぱらって帰ってきた常治が喜美子に絡んできますが、喜美子はそれをかわして一人になると何も描かれていない紙を見つめていました。

 

やがて喜美子がえんぴつを持ち、空白の紙に線を描き始めました。スカーレット5話へ

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