スカーレット

スカーレット5話「なんの腹の足しにもならん」感想

スカーレット5話は、夜中に絵を描いていた喜美子が居間で寝てしまっているところから始まります。朝起きて、その絵を見た宗一郎はにっこり笑いました。起きた喜美子にほほえみながらその絵をほめていました。

「上手だね」と言われた喜美子はうつむきがちに嬉しそうに笑っていました。そのあとも、学校に遅れるとマツに声をかけられても喜美子はその絵に色を塗り続けます。

 

結局、喜美子はその日、学校に行かず絵を描き続けていました。夜、喜美子は大野さんの家に父・常治を迎えに行きます。

でろでろに酔っぱらった常治は喜美子が今日、学校に行かなかったことを知りましたが、「おなごに学問は必要ない。勉強できんでもかまへん。川原家の家訓んだ」と話していました。

 

翌日、喜美子は授業中まで絵を描いていて、先生に注意されても気づかないほどの集中力で絵を描きます。「授業をきちんと受けていないと、いつまでたっても読み書きができない」と先生に言われますが、喜美子は昨夜、常治に言われた言葉をそのまま先生に言っていました。

 

同じクラスでそのやり取りを聞いてびっくりしていた照子は家で父親に話したようで、それを知った常治は「あのあホンダラー!」と叫びながら走っていました。

喜美子は出来上がった3枚の絵を紙芝居だと言って、直子とマツと宗一郎に発表します。絵は狸の置物、直子の顔、琵琶湖でした。

 

物語のない紙芝居で枚数も少なかったため、直子は不満そうに「もう終わったん?なにが紙芝居や」と文句を言っていましたが、大人二人は喜美子の絵が上手だとほめてくれました。

喜美子が絵の説明を詳しく宗一郎にしていると、常治が駆けつけ、社長に笑われたと怒り、読み書きぐらいできるようになれと昨夜とは真反対のことを言い始めます。

 

そして、照子が勉強を見てあげてもいいと言っているから今から行ってこいと喜美子に言いつけました。

喜美子のことを「何の取り柄もない」という常治に、宗一郎は喜美子の絵を見せて、大人顔負けの絵だと説明しますが、常治は興味なさそうに喜美子の絵をただの落書きといい「なんの腹の足しにもならん」と言い捨てていました。

 

喜美子は黙って手に持っていた絵を投げ捨てて、照子に勉強を見てもらうと言って出かけていきました。照子の家には信作まで呼ばれていて、照子は信作と一緒に喜美子の勉強を見ることにしていました。

まずは理科の教科書からと言い、「じゃがいもの作り方」を喜美子に朗読させます。じゃがいもを作る工程に喜美子は興味を示し、間引きをすればじゃがいもを増やすことができることを知り喜んでいました。

 

夜、家に帰って一生懸命マツにそのことを説明、庭の空いている場所に畑を作ると張り切っていました。マツは喜美子が水を汲みに行こうとするのを呼び止め、宗一郎が出て行ったことを話します。

そして、喜美子宛の手紙を喜美子に渡しました。喜美子は井戸のそばでその手紙を開いてみますが、まだ漢字がよく読めない喜美子には手紙の内容をすべて理解できません。

 

喜美子が暗がりで手紙に目を落としながらしくしく泣きました。スカーレット6話へつづく

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